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人と自然をつなぐ島 隠岐ユネスコ世界ジオパーク

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クロキヅタ

クロキヅタは隠岐周辺の浅瀬で見られる南方系の海藻の一種です。その名前の由来は西ノ島の黒木御所にちなみます。明治43年(1910)に岡村金太郎博士によって、後醍醐天皇の行在所と推定されている黒木御所前の海岸で国内では初めて発見されました。発見当時、本種はアラビア半島の紅海と島前でのみで生育していると考えられていたことから、1922年に西ノ島町別府湾と海士町菱浦湾の二つのクロキヅタ棲息地が国の天然記念物に指定されました。

その後、インド洋や大西洋の熱帯−亜熱帯の海域、隠岐島の島後や愛媛県、高知県からも発見されましたが、国内の棲息地は開発によって減少しています。

クロキヅタはおよそ1300種が知られる海藻の中では唯一、棲息地が天然記念物に指定されている海藻ですが、一般に言われているようにこの種そのものが天然記念物に指定されているわけではありません。隠岐沿岸では、現在のところ島前、島後あわせて13箇所の生育地が確認されています。


クロキヅタの説明看板(西ノ島)


繋留ロープについたクロキヅタ

ポイント

  • 海藻では唯一、生息地が国指定天然記念物になっている
  • クロキヅタの分布範囲(紅海と隠岐)
  • クロキヅタの名前の由来は黒木御所

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