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人と自然をつなぐ島 隠岐ユネスコ世界ジオパーク

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オキサンショウウオ


オキサンショウウオの説明看板(島後)

オキサンショウウオは島後でしか確認されていない、固有の小型サンショウウオですが、単に固有というだけには留まらない非常に珍しい特徴をもっています。

小型のサンショウウオ(ヒノビウス属)は幼生の生息する環境によって流水性と止水性の2つのグループに分かれていますが、オキサンショウウオの場合は、流れの速い渓流に棲みながらもその2つの特性を併せ持っているのです。

また、遺伝子の調査からは、渓流に棲むタイプのサンショウウオが池などに棲むタイプに進化をし、今、また渓流の環境に棲むようになったため、渓流のタイプに逆戻りの進化をしていることが明らかになりました。このような逆戻りの進化は世界中の生物を見渡してもあまり知られていないもので、生物進化を考える上でも重要な生物です。


オキサンショウウオの幼生


オキサンショウウオの成体

2005年(2010年に更新)にアメリカの科学者グループ(AZE)がリストアップした『世界の希少種最後の生息地』では、オキサンショウウオの分布することを理由にして大山隠岐国立公園が世界920種588ヶ所の中のひとつに選ばれています。

ポイント

  • オキサンショウウオは隠岐の固有種
  • 絶滅が危惧される希少種の「最後の生息地」に指定されている
  • オキサンショウウオは進化の逆戻りをしている