アマドコロ(キジカクシ科) |
(5月24日) |
3月, 4月, 5月, 6月 |
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寒地系植物。北海道~九州に分布し、山地の草地などで見られる。花は鐘形で白く、先端は緑色を帯びる。同属のナルコユリとよく似るが、本種の茎は角張っているので区別できる(一方、ナルコユリの茎はまるい)。
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オオイワカガミ(イワウメ科) |
(4月26日) |
4月, 5月 |
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寒地系植物(亜高山性植物)。隠岐の島町(島後)の久見川沿いで見られる。本土では、亜高山帯で見られる植物だが、隠岐の島町(島後)では、海抜0mの海岸周辺の岩場にも生育する。淡紅色~紅紫色の花が、6~15個横向きにつく。花びらの先端は、細かく裂ける。
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オキシャクナゲ(ツツジ科) |
(4月23日) |
4月, 5月 |
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隠岐固有種
島根県絶滅危惧Ⅱ類 |
寒地系植物。隠岐の島町(島後)で見られる。本土のシャクナゲは、深山の尾根や岩場で見られるが、隠岐の島町(島後)では、平地にも生育する。毎年ゴールデンウィークには、村上家隠岐しゃくなげ園で「しゃくなげ祭」が開催される。
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オキタンポポ(キク科) |
(4月12日) |
4月, 5月 |
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隠岐固有種 |
和タンポポの一種で、隠岐島全域で見られる。一方、セイヨウタンポポの侵入により、オキタンポポの生息が脅かされており、隠岐島全域で、オキタンポポの分布調査とセイヨウタンポポの駆除活動が行われている。
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オニヒョウタンボク(スイカズラ科) |
(4月19日) |
4月, 5月, 6月 |
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島根県準絶滅危惧
環境省絶滅危惧Ⅱ類 |
大陸系植物。東北地方~中国地方までの間に隔離的に分布し、島根県内では、隠岐島でのみ見られる。花は、葉の付け根に2花づつつき、筒状の先で2唇形となる。白い花を咲かせ、後にやや黄色を帯びてくる。
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カタクリ(ユリ科) |
(3月22日) |
3月, 4月 |
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島根県絶滅危惧Ⅱ類 |
寒地系植物(北方系植物)。隠岐の島町(島後)の「カタクリの里」で見られる。本土では、山地に分布するが、隠岐では、海岸近くに生育する。紅紫色の花を下向きにつけ、花びらのつけ根には独特な濃紫色の斑紋がある。地域住民のボランティア活動によってカタクリ公園として保護されている。
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ゴマギ(スイカズラ科) |
(4月30日) |
4月, 5月 |
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寒地系植物(北方系植物)。日本固有種。本州(関東地方以西の太平洋側)、四国、九州、琉球に分布する。枝先に直径7〜9㎜の白い小花を多数つける。ゴマギ(胡麻木)の和名は、葉を揉んだり、葉や枝を傷つけるとゴマ(胡麻)の匂いがすることから。また、多雪地域に適応したゴマギの変種であるマルバゴマギも分布している。マルバゴマギは、ゴマギより葉や散房花序が大きい。
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チョウジガマズミ(スイカズラ科) |
(4月16日) |
4月, 5月, 6月 |
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島根県準絶滅危惧
環境省準絶滅危惧 |
暖地系植物。隠岐島の代表木。全国的に分布が限られており、隠岐島では、海岸または海岸周辺の岩場で見られる。枝先に20花程の白い小花をつける。一方、蕾は紅色を帯びる。花は甘酸っぱい香りがする。隠岐島以外では、中国地方、四国、九州に分布する。
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ツシマナナカマド(バラ科) |
(5月21日) |
5月, 6月 |
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暖地系植物。隠岐島全域の海岸周辺で見られる。白い小花を多数咲かせ、実は果実酒にも利用できる。葉は奇数羽状複葉で、秋には真っ赤に紅葉する。
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ツルシキミ(ミカン科) |
(4月10日) |
4月, 5月, 6月 |
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寒地系植物。雌雄異株(写真は雌株)。本土では、多雪地域の林床で見られるが、雪の少ない隠岐島でも見られる。雌雄とも枝先に直径1cm程の香りのある白い小花をつける。雌花には退化した雄しべがある。
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トベラ(トベラ科) |
(5月14日) |
4月, 5月, 6月 |
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暖地系植物。雌雄異株(写真は雄株)。東北地方南部以南、四国、九州、琉球に分布する。雌雄とも枝先に直径2cm程の香りのある白~クリーム色の小花をつける。雌花の雄しべは葯(やく)の発達が悪い。トベラ(扉)の和名は、臭みがある枝葉を、節分時に鬼よけとして扉にはさむ習慣から。
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ハマダイコン(アブラナ科) |
(5月21日) |
4月, 5月, 6月 |
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俗名ノダイコン。隠岐島の沿岸部で見られる。ハマダイコンの根茎は、辛味大根より辛く、薬味として利用できる。毎年春には、知夫村(知夫里島)の仁夫里浜公園で「野ダイコン祭り」が開催され、赤ハゲ山一面に咲いたハマダイコンが見られる。
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ホタルカズラ(ムラサキ科) |
(4月20日) |
4月, 5月, 6月 |
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島根県準絶滅危惧 |
全国に分布し、隠岐島では、海岸沿い、林縁、山地の草地で見られる。直径1.5cm程の青紫色の5裂した花をつける。花には5本の白い隆起がある。
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ミツバイワガサ(バラ科) |
(5月18日) |
4月, 5月 |
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大陸系植物。福井県以西の日本海側および朝鮮半島南部に分布する。隠岐島では、海岸や道路脇の崖地などの岩場で見られる。枝先に白色~淡紅色の小花を多数つける。イワガサの変種とされ、本種の葉は基本種より浅く裂ける。
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ヤブツバキ(ツバキ科) |
(11月12日) |
1月, 2月, 3月, 4月11月, 12月, |
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日本固有種。隠岐島全域で見られる照葉樹の代表木。国内では、北海道以外に分布する。枝先に直径5~7cm程の赤色(まれに淡紅色や白色)の花をつける。また、隠岐では、花と葉の形が地域によって微妙に異なる。
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ヤマシャクヤク(ボタン科) |
(4月23日) |
4月, 5月, 6月 |
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環境省準絶滅危惧 |
寒地系植物。本土では、山地帯に分布しているが、隠岐島では、海岸周辺で見られる。花は白色で、3-4日程咲く。ヤマシャクヤク(山芍薬)和名は、山地帯に生え、シャクヤクに似ていることから。
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ユキグニミツバツツジ(ツツジ科) |
(4月23日) |
4月, 5月 |
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寒地系植物(北方系植物)。本土では、多雪地域に分布するが、隠岐島では、海岸周辺で見られる。枝先に紅紫色の花を1個ずつつける。また、名前の通り、枝先に3枚の葉をつける。
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