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人と自然をつなぐ島 隠岐ユネスコ世界ジオパーク

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トカゲ岩


トカゲ岩の現地看板(島後)

隠岐には多くの奇岩がありますが、外見だけでなくそれを作っている岩石まで珍しいというのは島後の山中にあるこのトカゲ岩だけです。

見た目は崖を垂直に登るトカゲのようなカタチをしており、尻尾の部分は崖とつながっています。頭から尻尾の先までで26mの長さがあり、トカゲと崖の間には岩が挟まっています。2000年の鳥取県西部地震ではその岩のひとつが転げ落ちて、「前足」がなくなっています。


遠くから見たトカゲ岩

この奇岩は中谷林道の突き当たりにある展望所から見られるほか、視力が良ければ西郷港を出航するフェリーの上からでも見られます。

このトカゲ岩を構成する岩石は、隠岐の中ではこの岩体以外に見られないもので、岩石を構成する化学成分のうち「アルカリ元素」と呼ばれるナトリウムとカリウムが日本で一番高い割合で含まれている火山岩(粗面岩)です。このことが重要なのは、ナトリウムやカリウムを含む岩石は大陸の岩石の特徴とされているためで、日本列島とは異なる隠岐の独特のできかたを示しているとも言えます。

ポイント

  • 国内で最も高濃度のアルカリ岩
  • 侵食によって造り出された大地のオブジェ
  • 隠岐を代表する奇岩の一つ