香港の真光中學(True Light Middle School)の隠岐ジオパークへの修学旅行について
8月1日~4日に香港の真光中學(英:True Light Middle School of Hong Kong)の生徒30名と教師3名が修学旅行で隠岐を訪問し、西ノ島と中ノ島で隠岐ユネスコ世界ジオパークについて学び、様々な体験をしました。
1日目はお昼に西ノ島に到着してから西ノ島ふるさと館で島の文化と歴史について学びました。そして、焼火窯で手拭いの泥染め体験をしました。隠岐の土を使った体験で、参加者一人一人は世界に一つしかない特別な隠岐からのお土産を自分で作成しました。
2日目は午前中に中ノ島に渡り、中ノ島の主なジオサイト(明屋海岸、金光寺山)と文化サイト(隠岐神社)を見学しました。明屋海岸では火山の噴火と火山がもたらした地形について説明され、スコリアや火山弾等の火山噴出物を興味深く見ていました。午後にはまた西ノ島に戻り、外浜海水浴場でシーカヤックに挑戦しました。シーカヤックを体験する生徒は初めての人が多かったですが、無事に体験を終えることができました。
3日目は午前中に焼火神社と由良比女神社を訪れ、日本の文化、神社の建築スタイル、西ノ島で伝えられている伝説と島前カルデラの地質的な成り立ちについて学びました。午後は国賀海岸に行き、侵食地形の形成過程について勉強しながら、隠岐の雄大な風景を楽しみました。最後に遊覧船に乗り、国賀海岸の絶景を海上からも見ました。当日の海はとても穏やかだったため、明暗の岩屋を通ることができました。
4日目は午前中のフェリーに乗り、隠岐を離れました。
香港からの修学旅行は隠岐ユネスコ世界ジオパークと香港ユネスコ世界ジオパークの交流の一環であり、今回で4回目となりました。今後も香港ユネスコ世界ジオパークと交流を続け、香港から多くの修学旅行生を受け入れたいです。









