2025.07.14
隠岐ユネスコ世界ジオパーク再認定審査の現地調査が実施されました!

7月3日~6日にかけて、隠岐ユネスコ世界ジオパークの再認定審査のための現地調査が行われました!
ハンガリーとスペインから審査員2名をお迎えし、隠岐4島を巡りながら、地域の皆さんと交流し、各島の多様な活動をご紹介しました。
7月2日には隠岐空港でお迎えし、初日のブリーフィングミーティングを実施。

審査行程の説明と旅先納税制度について紹介(ブリーフィングミーティング)
7月3日には、午前中に会議での取り組み紹介と拠点施設の視察、午後には隠岐の島町の玉若酢命神社、白島海岸、布施地区での保全活動、そして隠岐高校での教育活動の紹介を行いました。

隠岐の島町にある隠岐ジオゲートウェイの紹介

隠岐の島町にある隠岐自然館の見学

隠岐の島町にある玉若酢命神社の見学

隠岐の島町にある白島海岸の見学

隠岐の島町にある春日の浦海岸における保全活動の紹介

島根県立隠岐高等学校にて隠岐高校及び隠岐地域の小中学校の理科部会との協力について紹介
7月4日〜5日にかけて、海士町、西ノ島町、知夫村の3町村を審査員と関係者の皆さまとともに巡りました。
4日
海士町では、お土産商品のパッケージ助成事業や泊まれる拠点施設Entôについての意見交換のほか、島前3町村の役場・教育委員会の代表者との面談を実施しました。
知夫村では、認定ガイドによるジオツアーや、観光協会による観光振興の取り組みの他、文化財である石垣と牧畑について教育委員会にご紹介いただきました。

フェリーに乗る前にNHK隠岐スタジオも見学しました

海士町観光協会による取り組み紹介

海士町の役場、教育委員会、株式会社海士の取り組み紹介(泊まれる拠点施設Entô)

知夫村のジオパーク認定ガイドによる知夫里島の紹介

知夫村にある赤壁にて

知夫里島観光協会による観光取り組みの紹介
5日
再び海士町にて、隠岐しぜんむらによる観光・教育・保全の活動をご紹介いただき、明屋海岸では歩道の安全性や今後の利用などについて話し合いました。
西ノ島町では、摩天崖にて近自然工法による遊歩道整備や、サイトの保全・活用に関する取り組みを役場と環境省の関係者の皆さまとともに紹介しました。

海士町にあるEntôジオラウンジの紹介

海士町にある明屋海岸の見学

海士町にあるタケシマシシウドの群落

西ノ島町にある摩天崖では霧と風とともにトレイル整備の紹介

西ノ島町にある摩天崖にて

西ノ島町にある観光交流センターにて

西ノ島町役場にて保全活用計画の策定について紹介

フェリー移動の時間も利活用
現地審査の最終日であった6日に審査員からの質問や確認事項への対応を経て、審査のまとめと審査員からの評価をいただく時間がありました。隠岐空港でのお見送りに来てくださった関係者の皆様、ありがとうございました!

「The rock connects us!」(岩石が私たちをつなぐ)

隠岐空港でのお見送り
各場面で審査員への説明や取り組みの紹介にご協力をしてくださった関係者の皆様にお礼を申し上げます。皆さまのご支援に深く感謝を致します。
審査員はこれから現地審査について報告書を作成し、ユネスコ世界ジオパークカウンシルに提出をします。9月上旬に開催されます、カウンシルの審議会においては再認定の可否が決定されますので、引き続きどうぞよろしくお願い致します!