2025.07.01
【報告】「海士町 教育委員会 初任地研修」開催
教育委員会主催の「初任地研修」は、海士町に初めて・久しぶりに帰ってこられた先生方を対象として、隠岐・海士町の魅力を、ジオパークの観点から体感していただく半日研修として開催しました。前半は講義、後半は実際のフィールドワークとして、複数エリアを廻りました。
■開催概要
・日程:2025年6/月26日(木)13:30~16:00
・会場:島民ホール、海士町全域(明屋海岸→金光寺山→隠岐神社)
・対象:海士町内の保育園(けいしょう保育園/お山の教室)・小学校(海士小/福井小)・中学校(海士中)・高校(島根県立隠岐島前高)など、令和7年度春に新規着任された教職員、大人の島留学生(海士町教育委員会 関係者)など
・主催:海士町教育委員会
・講師:当機構 長田 樹(隠岐ジオパーク推進機構)
・運営サポート:髙橋 志穂、寺田 雅美
・内容:①概要紹介「隠岐ユネスコ世界ジオパークとは」/ 「講師派遣制度」紹介
②島前巡検ツアー=島前地域にある学習素材の理解増進
③質疑応答、今後の連携へむけた意見交換 など
■詳細
①概要紹介「隠岐ユネスコ世界ジオパークとは」/ 「講師派遣制度」紹介
「ジオパークとは?」
→「地質・地形から地球の過去を知り、未来を考えて、活動する場所」
「隠岐ジオパークとは?」
→「日本海の孤島が生み出した荘厳な大地と独自の生態系、そして人の営みが織りなす景観」、2013年世界ジオパーク認定、2025年再認定決定!
「大山隠岐国立公園とは?」
→「指定:昭和11年2月1日(1936年)、関係市町村:5市11町2村」
「隠岐ジオパーク推進機構とは?」
「(無料)講師派遣制度とは?」
②島前巡検ツアー=島前地域にある学習素材の理解増進 海士町全域
・明屋海岸:赤い理由はなぜ?
A.生きものの死骸がたまったから
B.酸化したから
C.もとの溶岩が赤いから
・金光寺山:なぜ海士町には平野があるの?


・隠岐神社:後鳥羽上皇が関係して隠岐独自の文化になったものは?
A.綱引き
B.キンニャモニャ
C.牛突き

隠岐へ後鳥羽上皇が遷幸されてから800年余り。そもそも、当時なぜ後鳥羽院は隠岐へご配流となられたのか?この地での暮らしはどのようなものであったとされるのか?「新古今和歌集」編纂や、「遠島御百首」で詠まれた実際の歌についてなど紹介しました。
③質疑応答、今後の連携へむけた意見交換 など
「海士町を隠岐の視点でみることができるようになり、面白かった」「ぜひ授業で活かしたい」「生徒たちとまた来たい」などの感想をいただきました。
全体を通じて、出題の数々のクイズにも、皆さんの積極的なご参加・ご質問をいただいたお陰で、終始なごやかな雰囲気で進行することができました。所属先を超えた交流が実現し、大変充実した半日となりましたが、ぜひ今後も当機構も積極的に連携を図ることができるよう、継続的なネットワーキングを意識して活動していきたいと思います。この度は、お忙しい中、ご参加いただき大変有難うございました!
■参照
・当機構における各種教育プログラム:教育プログラム | Oki Islands UNESCO Global Geopark
海士町内のジオパーク活動関連
・【報告】ジオメガネをかけて歩く海士町 金光山編
・【報告】2025/5/21「タンポポ調査西日本 2025」(in 海士町)