赤ハゲ山の牧畑用石垣

ここに残る石垣は、牧畑という、隠岐で発達した独特の農法で使われていた牧を区切るためのものです。牧畑は、土地を少なくとも4区分に区切り、畑や放牧地をローテ―ションで行う四哺式農法でした。このような農法が行われたのは、山がちで表土に乏しく痩せた土地を利用するための知恵でした。