2025.08.20

【報告】「海士町ふしぎはっけんラボ」開催

小中学生の放課後の時間・場が、より「自発的な問い・まなびが引き出される時間・場」になるために、当機構ができることは何か?というテーマを掲げ、活動した第2弾!

8月5日(火)、海士町開発センターにて、「なぜ?なに?」に出会える、小中学生向け「海士町ふしぎはっけんラボ」を開催しました。

■日時:8月5日(火)10:00~12:00
■会場:海士町開発センター(図書館マテリアルライブラリー・ウッドデッキ)
■協力:島前ふるさと魅力化財団(大人の島留学生「福祉プロジェクト」・小中学生チーム)、海士町図書館、海士町教育委員会伝承郷育係

本イベントは、島前ふるさと魅力化財団 大人の島留学生「福祉プロジェクト」×小中学生チーム による、町内の小中学生のための居場所づくり事業として夏休み期間に開催されていた「夏の秘密基地」の1プログラムとして開催させていただきました。


―海士町ふしぎはっけんラボとは―

隠岐ユネスコ世界ジオパークの「大地の成り立ち」「独自の生態系」「人の営み」の不思議について、一人一人の感性・興味関心に応じて、自発的な探求を引き出すことができる場づくりを試行する機会として実施しました。「教えること」よりも「気づいてもらう」ことに重点をおき企画しました。

隠岐の「大地の成り立ち」「独自の生態系」「人の営み」各テーマにおけるいろいろなものを実際に覗けるよう、岩石や化石、植物や海のもの、昔の人が使っていた道具などを用意しました。

大地の成り立ち
独自の生態系
人の営み
・岩石標本

(石英閃長岩、玄武岩、流紋岩)

・黒曜石

・土器
・サメ顎骨格の標本

・会場周辺の植物や昆虫

・池の小さな生き物
・草履や草鞋

・つかり

・田植え縄

・枡 など

事前申込不要・当日参加イベントだったものの、参加者は半日で小学生8名ほど!各々興味をもったものをスマホ顕微鏡で観察したり、土から絵具を作って描いたりと、用意したコンテンツに自然に興味をもって楽しんでもらえ、満足度は高かったと思われます。今後も、町内の小中学生向けの自発的な問い・まなびが引き出される環境設定を試行し、今後の教育グループの「放課後事業」の運用へむけて展開予定です。

■具体内容

①「創作」コーナー
海士町中央図書館にある「マテリアルライブラリー(島の素材アトリエ)」に陳列された素材も一部活用させていただきながら、「大地の成り立ち」「独自の生態系」「人の営み」にまつわる様々な島の素材を手にして、自由創作を楽しむコーナー。

②「ドローイング」コーナー
海士町の土で土絵具をつくり、皆で自由に描くコーナーです。

③「観察」コーナー
スマホ顕微鏡(今回はタブレット端末を使用)で、「大地の成り立ち」「独自の生態系」「人の営み」の様々なものを手に取り、ミクロな世界を観察し、写真に撮ることのできるコーナー。
さらに、その撮った写真を、あらかじめ持参してもらったTシャツに、アイロンプリントをして、隠岐ジオオリジナルTシャツが完成!
いつも身近にみているものたちが、ふと顔を変えて出会いなおすような不思議な写真が沢山とれました!

④「推しジオ本」コーナー
隠岐ユネスコ世界ジオパーク、地球についての写真集など、ゆったり興味関心を深めるコーナー。

参加した子どもたちからは、用意したコンテンツに「これ何?」と興味を持って観察する以外にも、「こんな風に観えるならば、ここにある(図書館の本棚の)穴も見てみたい!」などといった、慣れ親しんだ日常を新たな眼で観察してみたいという声、また会場周辺をスタッフをともに周遊して、道端で気になったものを探し回るなど、各々興味のあるものへ関心を広げていました。