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このページの位置: ホーム 大地の成り立ち 火山島の時代 マントルゼノリス

マントルゼノリス

マントルゼノリスの現地看板(島後)

マントルゼノリスという名前は岩石そのものの名前ではありません。島後の東海岸で主に見られるおよそ400万年前から40万年前の岩石に取り込まれている岩石の一部をこのように呼んでおり、岩石としての名前はかんらん岩、輝岩(きがん)などの名前になります。

ゼノリスは日本語では「捕獲岩」と呼び、地下から上がってくる溶岩に取り込まれた(捕獲された)溶岩の通り道周囲の岩石のことで、マントルというのはそれの由来した場所、すなわち地殻の下にあるマントルのことです。

マントルゼノリス(かんらん岩)

地球は、表層から6~30kmの地殻、2900kmまでのマントル、地球の中心である6400kmまでの核と大きく3つに分けることができます。マントルは、上部 660kmまでを上部マントルとよび主にかんらん岩でできています。隠岐のこの時代の玄武岩マグマは地下百数十キロから数十キロの上部マントルで発生し、かなりの早さ(推定時速 36km/h)で上昇してきたため、このような岩石を地上まで運んできたのです。

この岩石は単に隠岐の地下と地球の内部の事を教えてくれるというだけでなく、同じような岩石が日本海沿岸部でまれ(一の目潟/秋田県、黒瀬/福岡県など)に見られることから、日本海の地下の構造を知る手掛かりになるとも考えられています。

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