古海地区の蘇民将来

毎年 1月12日 古海地区(知夫村)
「蘇民将来末社小神」と書かれた長さ30cmほどの柳の枝(「蘇民将来」符)を設置した祭壇の前で宮司が祝詞をあげ、戸主全員の名前を読み上げて無病息災を祈願します。その後、古海地区に出入りする7ヵ所の道沿いに「蘇民将来」符を刺していきます。これは、地区に悪い伝染病が入ってこないようにするためです。また、祭りで使用される「蘇民将来」符は、村指定無形民俗文化財で、現代に伝えられた呪符として注目されています。