湖成層

約2,000万年前の隠岐は、日本海ができる前の巨大な湖の底に位置していたと考えられています。当時の大陸縁辺における湖や河川で堆積した、砂岩や礫岩が島後の沿岸部などに分布します。そのなかには、コナラなどの温帯環境を示す植物化石やタニシ類などの淡水生貝化石などが見つかることがあり、これらの化石を通じて日本海誕生前の隠岐の環境を知ることができます。