キジハタ

沿岸の浅い岩礁の海にすむ。体長45㎝前後になり、背びれのトゲは11本。全身に小豆色から明るい黄色の斑紋が入る。関東ではキジ(鳥)のような模様をもつハタという意味でキジハタと呼ばれている。島根県ではアカミズと呼ばれ、釣りや刺し網漁(目的とする魚の進行方向に網を仕掛けて網の目に魚を絡ませて獲る漁法)で漁獲されることが多い。魚の身は癖がなく、脂がのっており淡白でうまみがあるのが特徴。刺身、塩焼き、煮つけなど色々な料理に向いており、高級魚として知られる。

  • 分類

    ハタ科

  • 分布

    青森県以南の日本の各地、朝鮮半島南部、東シナ海

  • 夏から初秋