オキノウサギ

二ホンノウサギ(ノウサギ)の隠岐固有亜種(亜種:同じ種類の中で、地理的な隔離により集団としての違いが認められるもの)です。
隠岐にはクマやイノシシなどの中~大型の哺乳類が生息していないため、オキノウサギは隠岐の哺乳類の中ではヒトに次いで大きな生物なのが特徴です。二ホンノウサギの中には冬になると体毛が白色に変化するものもみられるが、オキノウサギは冬でも褐色のままです。二ホンノウサギと比べ体全体は大きいが、耳と足が短いという特徴があります。またオキノウサギは島後と西ノ島の2島に生息するが、2島を比べても頭や耳の長さが少し異なっています。

  • 分類

    ウサギ科

  • 分布

    隠岐(島後、西ノ島)