オキノアブラギク

海岸の日当たりのよい場所に生える多年草。隠岐では海岸沿いに良く生える。アブラギクの由来は江戸時代からこの植物を油につけて薬としたため。
1987年北村四郎博士により隠岐と山口県見島の固有種として発表された。最近の研究では、オキノアブラギクはシマカンギクと区別ができないという説が支持されているためオキノアブラギクはシマカンギクの別名とされることが多い。
頭花(小さな花が密生して、ひとつの花に見える花)は小さく径1.5㎝~2㎝で、黄色い花が10月~12月頃に咲き隠岐の海岸を彩る。

  • 分類

    キク科

  • 分布

    オキノアブラギクとされているものは隠岐(島前、島後)、山口県の見島

  • 花期

    10~12月