アサギマダラ 

東アジアに分布する大型の美しいマダラチョウ。日本各地で見ることができるが、越冬できるのは温暖な地域に限られている。1980年ごろから始められたマーキング調査により、アサギマダラは大規模な移動をすることが分かってきた。現在までに、台湾と本州・九州の移動が確認され2,000㎞を超える移動をすることが分かっている。隠岐では5月下旬頃~10月まで森林内や林道で成虫が飛翔し、時々ヒヨドリバナなどにとまっているのをみかける。前ばねの長さは55~60㎜、はねを広げると約10㎝。名前のあさぎは「浅葱色(ごく薄い藍色」からつけられ、その名の通り、透き通った薄い藍色をしている。

  • 分類

    タテハチョウ科

  • 分布

    全国