コハクチョウ

隠岐諸島は渡り鳥の中継渡来地としても知られており、コハクチョウをはじめとする渡り鳥たちが時々観察される。本種は、全長約120㎝で全身白色、大型の首が長い水鳥。くちばしは黒色で基部に黄色の部分がある。主にユーラシア大陸北部のツンドラ地帯で繁殖し、日本列島や朝鮮半島、中国東部などで越冬する。10月から翌年4月まで冬鳥(秋から冬にかけて日本に渡来し、春に日本を離れ、繁殖地に移動する渡り鳥)として渡ってくる。宍道湖は、コハクチョウが渡来する日本列島における最も南の白鳥の湖となっている。

  • 分類

    カモ科

  • 渡り区分

    冬鳥