オキオサムシ

隠岐だけにしか生息していない隠岐固有亜種(亜種:同じ種類の中で、地理的な隔離により集団としての違いが認められるもの)である。オキオサムシはダイセンオサムシの亜種で、ダイセンオサムシは本土の山陰地域に生息する。オサムシの多くは後ろばねが退化しており、飛ぶことができない。そのため山や川に生息地が隔てられ地域によって変異が大きい。
オキオサムシは島後では森林内でよく見られ、島前では海岸近くでも見られる。体長は19~24㎜、背面は赤い銅色で側面は緑色を帯びる。

  • 分類

    オサムシ科

  • 分布

    隠岐諸島